昼食 2016 9 19 敬老の日 Respect-for-Senior-Citizens Day
「昼食が夫婦の危機を招く」
男性の多くは、定年退職後は、
妻とゆっくり過ごしたいと思っているでしょうが、
やがて、厳しい現実に直面するでしょう。
「なぜ、昼食が夫婦の危機を招くのか」と思ったでしょうが、
実は、主婦の昼食は、質素で簡単なものです。
たいていは、朝食の残り物を昼食とする人が多いでしょう。
人によっては、菓子パン1個という人もいるでしょう。
ところが、毎日、1日中、夫が自宅にいるようになると、どうなるか。
昼食を夕食並みに作るようになってしまいます。
夕食並みに作るとなると、食材も時間も労力もかかります。
夫は、定年退職後、毎日、楽になりましたが、
妻は、負担が増えてしまったとなると、
円満な夫婦関係も、やがて傾いていくでしょう。
これでは、妻は、夫の昼食が心配で、
外出もできなくなるでしょう。
こうした危機を招かないように、
男性は、50歳を超えたら、
自分の昼食を自分で作れるように料理を練習しましょう。
アメリカでは、日曜日には、
一家の主が、家族サービスの一環かもしれませんが、
食事を作る機会が多いでしょうが、
日本では、アメリカと比較すると、
一家の主が、食事を作るのは、極めて少ないでしょう。
「夫が産業廃棄物になってしまった」
夫は、毎日、忙しく働き、お金を稼いでいた。
ところが、定年退職後は、
毎日、朝から晩までテレビを見て過ごしている。
妻は、夫の「激変」に驚くと同時に、失望もするでしょう。
男性は、50歳を超えたら、
自分の趣味や生きがいを見つけましょう。
「日が暮れるのは早い」
趣味や生きがいを見つけるのは、
定年が近づいてからと思っていると、
気がつけば、あっという間に定年の日が来てしまいます。
「豊かな老後は、準備期間が長いほど、豊かになります」
書店に行けば、「老後、お金がいくら必要か」という本ばかりですが、
お金だけでは、老後は、豊かになりません。
やはり、男性は、自分で料理が作れるようにしましょう。
そして、妻から「産業廃棄物」と言われないために、
趣味や生きがいを見つけましょう。
「男は、つらいよ」
そんな「ぼやき」が聞こえてきそうですが、
家族のために、つらいことも、涼しい顔で片づけるのが、
一家の主というものです。
回鍋肉 ホイコーロー 2016 7 17
(はじめに)
ユダヤ教では、戒律上、豚肉を食べることは禁じられています。
また、イスラム教でも、クルアーン(コーラン)に、何度も、
豚肉を食べることを禁止する記述があります。
一方で、中国においては、
中華料理にとって、欠かせない食材となっています。
書名 クックパッド PORK 豚肉の教科書
監修 クックパッド 宝島社
豚肉には、ビタミンB群が含まれ、
疲労回復や免疫力の向上に役立ちます。
日本では、これから暑さが厳しくなりますので、
豚肉は、夏バテ防止にもなるでしょう。
ところで、私は、子供の頃、
どうしても、豚肉が食べられなかったのです。
しかし、学校の給食には、
たびたび豚肉料理が出てきて、困っていました。
無理やり、噛まずに飲み込んでしまうか、
食べずに家に持ち帰りました。
ところが、ある時から、豚肉を食べることができるようになったのです。
それは、中華料理で、回鍋肉を食べてからです。
たっぷりある野菜と香ばしい味噌の香りに、
つい食べてしまったら、意外に、おいしかったのです。
回鍋肉においては、
鍋で豚肉を30分くらい煮て、脂を落とし、
それを中華鍋(フライパン)で焼くことになります。
こうして、豚肉の下ごしらえができたら、
さらに、豆板醤で味付けしながら、豚肉と野菜を炒めることになります。
このような複雑な過程を経ることによって、
豚肉特有の臭みがなくなります。
ところで、私は、ザーサイ(搾菜)が大好きで、
おかずがなくても、ごはんとザーサイだけで、食が進みます。
金持ちになってしまった中国人は、もはや、このような食べ方をしないでしょう。
(注)
豆板醤(とうばんじゃん)
四川料理には欠かせない調味料で、
ソラマメ、唐辛子を原料に作る中国の発酵調味料です。
これから、日本の夏は、蒸し暑くなるので、
豆板醤は、ちょうどよい調味料となるかもしれません。